住宅の寿命を延ばす「長期優良住宅」
住宅購入は人生で何回もできることではないと思います。
だからとても慎重になりますよね。
壊れない?ずっと住める?
生涯安心して住める家を建てたいですよね?
そのためには建てる際にある程度の対策が必要になります。
はじめに、皆さんは日本の住宅の寿命は知っていますか?
*国土交通省・国土技術政策総合研究所参照
▲上の表を見ていただくとわかる様に、日本の住宅の寿命は短いです。
他国との違いはメンテナンスの考え方が関係しています。
ハイコストな家でも何もしなければ数十年で悪くなってしまうのです。
そこで、エフ・ベースでは住宅の寿命を延ばす「長期優良住宅」をご提案しております。
「長期優良住宅」は一般住宅よりも厳しい基準に従って作られ、長期に渡って住み続けることができる住宅のことで、取得することで安全の保証になると思います。
そしてメンテナンスにより住宅の寿命は100年以上まで伸ばすことができます。
「長期優良住宅」とは建築基準法に基づく建築主事がおかれている所管行政庁で、長く安心して暮らせることが国によって認められた家です。
具体的には、2009年に施行された「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」によって定められた基準をクリアした住宅のことを指します。
認定基準は、以下の9つの性能項目があります。
〈劣化対策〉
構造躯体(骨組みにあたる部分)が、数世代にわたり継続使用できること。
〈耐震性〉
極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための改修の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図ること。
〈メンテナンスのしやすさ〉
構造躯体は長持ちしますが、内装や設備は10~20年ほどで劣化します。その際に簡単にメンテナンスができるつくりになっていること。
〈可変性〉
「子供が独立した」「同居することになった」など、ライフスタイルの変化に応じて間取りの変更がしやすいこと。
〈バリアフリー性〉
バリアフリーのための改修工事が行える構造になっていること。
〈省エネルギー性〉
必要な断熱性能などの省エネ性能が確保されていること。
〈居住環境〉
地域の良好な景観形成に配慮されていること.地域の街並みに調和していること。
〈住戸面積〉
良好な居住水準を確保するために必要な規模があること。戸建ては75平米以上。
〈維持保全計画〉
建築後の計画的な点検・補修等に関する計画の作成。
少なくとも10年に一度は必ず点検することが義務付けられています。
以上9つの項目に対応可能なのが、エフ・ベースが採用している「木造ドミノ住宅」。
「長期優良住宅」の基準をクリアするだけでなく、それを超える高い性能と品質の住まいをご提案しています。
「長期優良住宅」は安心して暮らせるという点に加えて、5つの税制上の優遇措置を受けられます。
・所得税の住宅ローン控除
・所得税の投資型減税
・登録免許税の軽減
・不動産取得税の軽減
・固定資産税の軽減
このほか、フラット35Sやフラット50といった、好条件の住宅ローンでの借り入れができます。
※購入した時期により内容が変わってきます。必ず、国税庁のHPで確認しましょう。
長期優良住宅のデメリット
・収入によっては税金の優遇の恩恵が少ない。
・申請するのにコストと時間がかかる。
・最低でも10年ごとに点検しなければいけないため、その度にコストがかかります。
家づくりは建てて終わりではありません。
住み始めてから定期的なメンテナンスを行うことで、数十年後もトラブル無く住み続けられる家を維持することが最もコストパフォーマンスに優れた家と言い換えることができます。
メリットとデメリットをよく理解した上で、総合的な判断をすることが大切です。
家を建てる前にたくさんの情報を考慮して臨むことにより、将来的な安定へ繋がると思います。
お客様だけが抱えて考える必要はありません。
専門的なサポートは私たちプロがしっかりサポート致します。
後悔しない家づくりにしましょう。