住宅の支え

どのお宅にも普段生活をしている床の下には、家を支えている基礎というものがあります。

基礎は基本的には鉄筋とコンクリートで形成されております。

鉄筋は引張力、つまり引っ張る力に強いという性質があります。

反対にコンクリートは圧縮力、つまり物を押しつぶそうとする力に強い性質があります。

この2つの性質を生かしているのが住宅の基礎です。

引張力に強い鉄筋と、圧縮力に強いコンクリートを合わせることで地震にも強い基礎を作ることができるのです。

鉄筋とコンクリートは他にも相性がよく、鉄筋が酸化してしまい錆びてしまうという現象をコンクリートが包み込んで守ってくれるのです。

鉄筋は高温になると強度が下がってしまいますがコンクリートが熱から守り火災にも強くなります。

このように鉄筋とコンクリートは相性がよく頑丈な基礎を作ってくれているのです。

 

そんな住宅の基礎ですが、エフ・ベースでは大きく2つの特徴があります。

1つ目の特徴は、エフ・ベースの基礎は一体打ちという工法で施工をしております。

基礎には立ち上がり部分と、スラブ部分(基礎の床部分)というものがあります。多くの住宅会社さんではスラブ部分のコンクリートを先に打ってから立ち上がり部分を施工することが多いです。

しかしエフ・ベースの住宅では、スラブ部分と立ち上がり部分を一回でコンクリートを打ち込んで一体になるような施工をしております。

一体打ちにすることで継ぎ目部分が発生しないためシロアリなどの侵入のリスクが減少いたします。

 

2つ目の特徴は、内部の立ち上がりがなく大黒柱支える60cm角の基礎が特徴です。

外周部で耐力をとっているので、内部の耐力壁がほとんどいらないため、外周の基礎の立ち上がりだけで施工が可能となるのです。

ちなみに、現場監督をやっている私も、お引渡し前の床下掃除の際、障害物となる立ち上がりの基礎がないため、床下掃除もスムーズに行うことができ助かっております。

 

基礎工事は住宅の「支え」となる大切な工程の1つです。

基礎工事がスタートする際には敷地には何もない更地の状態が多く、影となる部分が少ないため夏場の施工はとても大変な作業となります。

そんな暑い中の作業にもかかわらず基礎の狂いがない頑丈な基礎を作ってくださる基礎屋さんには毎回感心しております。

本格的な家づくりは基礎が正確に完工しているからこそスタートできるのです。

今度基礎工事をしている方を見かけたら温かい目で応援してあげて下さい。

 

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家族や人との関わりを長く大切にする感動のある家づくりを一緒に楽しみませんか?

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有限会社 エフ・ベース