真鍮(しんちゅう)のスクリュー釘を使います。

エフベースの鈴木徹也です。

エフベースでは外壁に板張りを採用することがあります。その板の固定でみえてくる釘には、真鍮(しんちゅう)製の丸頭のスクリュー釘を使います。施工したばかりのときは釘の頭がぴかぴかと光沢があり、少し目立ちますが、時間をかけることで「味わい」がでて馴染んできます。表面が空気にふれ続けて酸化することで、黒く鈍い色に変わっていき、良い感じになります。
まわりの板も自然素材なので経年変化していきますので、その固定には真鍮製の釘が一番あっていると思います。

 ↓杉の板を縦方向に貼り、継ぎ目に1本づつ重ねた貼り方です。「押縁貼り」といいます。

これがもしステンレス製のビスだったらどうでしょうか? まわりの板は経年変化で味わいでてきているのに、ステンレスのビス頭だけがずっとぴかぴかで浮いてみえることになるでしょう。
また、引き抜き保持力をもたせるために、釘の胴の部分がスクリュー状の形のものを使っています。
長く使い続けて、味わいがでて、愛着をもって住まい続けていただければな、と思っております。

↓杉の板を横向きに重ねて貼っています。「鎧貼り」といいます。

 

 

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