無垢の床は気持ちいい!!!
エフ・ベースが建てる家では、無垢素材をたくさん使用していますが、中でも、私は床が一番大切だと思います。
入社してから毎日無垢の床を歩いていますが、本当に気持ちが良いです。
残念な事に、私の自邸は合板フローリングの床です。
長い間それが当たり前だと思って生活してきましたが、私がもしも、もう一度家を建てる機会があるとしたら、絶対に無垢の床にしようと心に決めています。
それはなぜか?
無垢フローリングの良さは多々ありますが、まずは調湿効果です。
この梅雨の時期になるといつも感じるジメジメ感。
北海道出身の私にとってこの本州の梅雨は、何年経っても慣れるものではありません。
まとわりつくような湿気。そしてカビや結露との闘い。
それを救ってくれるものの一つが調湿効果のある無垢の床です。
もちろん調湿効果のある無垢材とはいえ、床だけで十分な調湿がなされるわけではなく、前回私がブログで取り上げた内装材も大切です。
無垢の床は、もともと調湿効果のある漆喰や珪藻土などと組み合わせるとさらに快適です。
空気感が全然違います。
天然の木はとても優秀です。合板フローリングよりも傷が付きやすいとか、
お手入れが手間といったこともたまに耳にしますが、そんなことはどうでも良いと思えるくらい、私は無垢の木は素晴らしいと思っています。
もう一つのお勧め理由が、消臭効果です。
我が家の子供たち、おかげさまでスポーツ大好き。
すくすく元気に育ってくれました。
梅雨から夏にかけてのもう一つの私の悩みが、わんぱくの象徴、足の匂いです。
学校から帰ってきてそのままリビングに上がられた時には、悲しくなるほどの臭気が・・・
本人たちがお風呂場に向かった後も、合板フローリングには汗と匂いの足跡が・・・
すぐさまクイックルワイパーを持って後を追います。
梅雨から夏にかけてのこの季節、私の憂鬱は倍増です。
でも、無垢の床には消臭効果もあるので、そんな悩みも軽減してくれます。
すぐに匂いが消えるわけではありませんが、モデルハウスに残っていた昼食の匂いも
夕方にはほぼ消えています。
感動です。新築後数年経った今でもモデルハウスは木の香りがします。
無垢の床をおすすめしたい点は他にもあります。
木は空気を含んでいるので熱伝導率が低く、無垢の床は、冬に素足でも冷えにくいのです。
肌触りも良くて、一年を通して快適に過ごせます。
また、経年変化していく様子はとても味わいがあり、天然素材ならでは。
エフ・ベースでは経年美化と言っています。長く使い込むことで増していく味わいや美しさは、無垢材の大きな魅力の一つです。
そして、無垢材は合板フローリングのように加工時に接着剤を使っていません。
シックハウス症候群などを気にすることもありません。
せっかくマイホームを建てるなら、爽やかな空気の中で健康的に生活したいと思いませんか?
無垢のフローリングには、色々な種類があります。大きく分けて「針葉樹」と「広葉樹」です。
広葉樹は針葉樹に比べて硬い特徴があります。
↑広葉樹の『オーク』ははっきりとした木目が特徴で、
硬く重厚なので針葉樹に比べて傷が付きにくいです。
高級家具など幅広く使われています。
↑針葉樹の『杉』は、柔らかく暖かさを感じやすいです。
さらさらとしていて足触りもとても良いです。
↑弊社のモデルハウスでは針葉樹である『パイン材』を使用していますが、
柔らかいので長時間立っていても疲れにくいです。
優しい肌触りと明るい色が、年々深みを増して飴色になっていく感じが私は大好きです。
フローリングとして使われる無垢材はまだまだたくさんあってここでは紹介しきれませんが、床材は、家を構成する材料の中で一番触れることの多いものだと思います。
妥協せずに、できることならぜひご自分の足で体感して選んで頂きたいと思います。
私がもしも、もう一度家を建てる機会があるとしたら絶対に無垢の床にします。
施工はもちろんエフ・ベースで!!!