吹抜けの手摺 色々
エフ・ベースの鈴木徹也です。現場監督をしています。
今まで担当してきた家のなかから、吹き抜けの手摺や腰壁を紹介します。
吹抜けに面した鉄製の手摺です。黒色に塗装しました。煙突や照明器具、ドアハンドルも黒色であわせています。
笠木と柱を9㎜厚×38㎜巾の鉄製の平板として、横桟を直径9㎜の丸棒として細くみせています。
こちらも黒色に塗装した鉄製の手摺です。吹き抜けにあるキャットウォークのすのこ板の上に立てました。
こちらも笠木と柱を9㎜厚×38㎜巾の鉄製の平板として、横桟を直径9㎜の丸棒としてます。
こちらも黒色に塗装した鉄製の手摺ですが、笠木と柱を直径27㎜の鉄パイプとしたものです。吹き抜けのキャットウォークです。
こちらは、鉄製の手摺ですが、白色に塗装した手摺です。手摺がのる床の下には構造の梁がありますが、
その梁をみせずにあえてクロス貼りとして、1階天井から続きで折り上げることで、手摺をふくめて吹き抜け廻りを白色に統一しています。
こちらも笠木と柱を9㎜厚×38㎜巾の鉄製の平板として、横桟を直径9㎜の丸棒としてます。
こちらも白色に塗装した鉄製の手摺です。レッドオークの笠木を被せています。
柱を9㎜厚×38㎜巾の鉄製の平板として、横桟を直径9㎜の丸棒としてます。
こちらは木製の手摺です。板は横方向へ貼っています。大工工事にてつくりました。
材料は杉です。柱は45㎜×60㎜ 板は杉102㎜×30㎜を36㎜の隙間をあけています。
一番シンプルで私は好きです。丸頭の真鍮釘を板を打ち付けてます。
こちらも、木製の手摺で板を横方向へ貼っています。小屋裏階への階段室まわりの手摺です。
なので、高さが60㎝と低めです。大工工事にてつくりました。
材料は杉です。柱は60㎜×60㎜ 板は15㎜×145㎜を約38㎜程度の隙間で均等になるように貼ってます。
こちらは、木製の手摺で縦方向の格子の形としています。大工工事にてつくりました。
大工さんの手仕事でつくっているなーという感じで、つくった満足感がありました。
つくるのにもっとも手間がかかったかもしれません。
材料も細かくたくさんで費用を掛けました。納まり施工図も詳細に考えました。
材料は杉です。隅柱は杉58㎜×58㎜ 笠木は40㎜×90㎜ 縦格子は21㎜×50㎜を約82㎜の間をあけて均等割りしています。
こちらも木製の手摺です。吹き抜けにあるキャットウォークなので基本的に人が出入りは少ないということで、シンプルに笠木に柱1本だけのつくりです。
大工工事にてつくりました。材料は杉です。柱は45㎜×60㎜ 笠木は38㎜×90㎜としています。
38㎜の理由は、上記の縦格子の40㎜の笠木へ取り付く位置関係となっているため、38㎜として面落ちとなるように材料を用意しました。
柱は、化粧梁の側面から取り付けることで1本だけでも強くしています。
この手摺よりも、キャットウォークのすのこ材が細かく並べていることに目がいきますね。
こちらは、縦格子の手摺にカウンターや収納棚を組み合わせたものです。読書コーナーとしてつくっています。大工工事にてつくりました。
材料は25㎜厚のタモ集成材をつかっています。柱も笠木も材料を合わせています。
こちらは、細かい横格子にカウンターや収納棚を組み合わせたものです。お子様の勉強コーナーとしてつくっています。大工工事にてつくりました。
材料は、横格子は30㎜×30㎜の杉材を、間の空きを30㎜にそろえています。
タモ集成材カウンターの先端には、物を落とさないよう立ち上がりの棒状のものとつけています。
こちらは、手摺というよりは腰壁に読書コーナーをつくっています。大工工事にてつくりました。
階段をあがったところがフリースペースとなっていて、その吹き抜け側です。
こちらは、階段室に面した腰壁を本棚としてつくったものです。大工工事にてつくりました。
材料は、天板を25㎜厚のタモ集成材 棚の箱部分はラワンランバ―として、可動棚は12mm厚のラワン合板でつくり、茶色のオイル系塗料で仕上げています。
単行本くらいをいれる薄めの本棚です。
こちらは、大きな吹き抜けに面した腰壁を本棚としてつくったものです。家具工事にてつくりました。
材料は、上記と同じく天板を25㎜厚のタモ集成材 棚の箱部分はラワンランバ―として、可動棚は12mm厚のラワン合板でつくり、茶色のオイル系塗料で仕上げています。
こちらも、階段室に面した腰壁を本棚としてつくったものです。大工工事にてつくりました。
材料は、棚にシナランバ―をつかっています。
こちらは、吹き抜けの手摺を腰壁としてつくったものです。
壁のクロスを化粧梁の側面まで被せるように貼る納まりとしています。吹き抜け廻りが木の表しばかりになってしまうので、
あえて腰壁のクロスを貼る面を下まで下げています。