仕事で気を付けていること

エフ・ベースの鈴木徹也です。今回は私が仕事のうえで気を付けていることのうち、いくつかを書こうと思います。

 

 

メモを取ること

私は現場監督の業務をしています。

日々いろいろと指示、連絡、検討や確認、作図、発注、事務処理などやることが様々にあるのですが、仕事に漏れがないように常にメモをとるようにしています。

単純なことですが必須です。覚えていられません。

ちょっとしたことでも、数分後には別の話をし始めると意識の中で次々と流されてしまいます。

それで会社にいるときでも、工事現場でも、立っているとき、話しているとき、作業をしていても、

いつでもすぐにメモができるように11㎝くらいの小さなノートを腰袋に入れて持っています。

普段は両手を空けておきたいので腰袋を使ってます。

職人さんのように大きな腰袋ではないですが、ちょっとした道具も入れられて便利です。

最初は小さいスケジュール帳を使ってましたが、ページが足らなかったり使いづらくてすぐにやめました。

スマホやパッドのメモ機能を使いこなせられればすごくいいなとは思いましたが、遅いので無理かと思いました。

会話中のテンポに合わせられるスピードでないといけないと思うことと、また場面にもよりますが、

相手からみてメモを取ってくれてるな、と認識してもらうこと自体が大切だと思ってます。

スマホを操作していると何をしているのかわかってもらえないじゃないでしょうか?

スマホでは何でもできるので、検索してるとか、メモを取っているとは限らず話を聞いてくれてるのかな?と相手に思われるかもしれません。

またパットでは腰袋に入らないのがダメなので、やはり現時点では手書きが一番だと思っています。

電池切れの心配もあります。

(ただ、作ったメモのデータをその場で相手に送信し互いにすぐに共有するということもできるので、すごく良いと思いますが)

 

 

 

 

合意の大切さ

仕事は、自分1人で自分のためだけ、ということはありえないはずです。必ず相手がいます。

相手とはお客様だったり上司、同僚、業者さんなど様々ですが、すべての物、事には相手との合意が必要だと意識しています。

(ビジネス用語でコンセンサスというやつです。意味があいまいになるので横文字は嫌いですが)

また、ただの合意ではなく、事前の合意が大切だと思ってます。

そんなことは普通だと思うかもしれないですが、私は20代のころは全然わかっていなかったです。

仕事さえミスなく早くやればいいだけというものではないです。

合意なくやったことは「勝手にやった」とみなされてもおかしくありません。

また合意のようで合意でない状況は良くあります。

話してある、図面に書いてある、提案してある、私はこれが好き、決定している、確認した、とかそんな言葉だけでは弱いと思います。

相手と自分とが同じ意見、理解に達してそれを納得しており、実行して良い状況こそが「合意」だと考えています。

過去に図面で「決定している」ものを作って違っていたこともあります。

まだもうちょっと考えたいと思っていたとか、図面では良くイメージできてなかったとか、相手のとらえかたは色々です。

つまりは、単純なやりとりで「これで工事をしていいですか」「いいですよ」という状況にする、だけのことなんですが。

 

 

慣れてきたころが怖い

仕事は、何度か同じようなことを経験し身に付けることで、人は成長していくと思うのですが、

仕事に慣れてきたころに、またミスをしがちになることもあると思います。

家づくりの仕事は、色々あって期間も長いですが、大きな目でみると1棟ごとを繰り返しているという見方もできます。

繰り返しならばその部分はマニュアル化できるはずです。

たとえば「外構工事を始めるのに現場の産廃BOXを撤去してなくてジャマになってしまう」ということをやってしまうかもしれません。

そのときなってから見れば誰でもわかることでも、事前にその状況をつくる手配をしておかないといけません。

慣れてしまっていて記憶だけで行動していないか?

記憶だけの行動では偶然それとは別の仕事に意識を集中していると、うっかりしてしまいます。

仕事をタスク表として細かくつくってありますので、表を目でみて再度手順を確認するように心がけないといけません。

習慣化するように意識していきたいです。

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