道具の話

エフ・ベースの鈴木徹也です。工事現場で使う道具の話をします。現場監督をやっているのですが、監督でも作業や掃除をすることがあります。その道具の一部です。

一つめは、インパクトドライバーです。ビスやボルトをねじ込んで部材を固定したり、キリで穴をあけたり、ビットをかえることで色々なことができます。インパクトドライバーは道具の基本だと思います。実は大工さんも、金づちで釘を叩くことは、もうあまりやらないですね。ビスで固定が多いです。ちょっとしたことは私もやりますので、棚や物干しなどをインパクトドライバーでつくることもあります。

 

道具の話

 

二つめは、左官刷毛(左官ブラシ)です。玄関ポーチを掃除するときに細かいホコリまできれいに掃くことができます。普通のほうきで掃いたところでも左官刷毛をつかうと写真のように廻りと全然ちがいます。本来の使いみちは、モルタルを塗って固まる前に刷毛引き仕上げをする道具ですが、私はその小さいタイプのものを掃除に使っています。また床下の中の掃除をすることもあるのですが、掃除機だけで吸いきれないホコリも掃きながら吸うことできれいになります。

 

 

 

次に、コードレス掃除機です。小さくて使い勝手がよく、必要になったときにサッと出しやすいです。バッテリーもインパクトドライバーなどの他の工具と使いまわしができて便利です。私はマキタの14.4Vのカプセル集塵式のものを使っています。紙パック式ではすぐいっぱいになってしまいます。18Vの方が強いのですが、十分使えるなと思っています。なんと言ってもその軽さが良くて、特に床下の掃除では這いつくばった姿勢となるので、このコードレス掃除機がもう必須となっています。また、最近では一般家庭でも使われているようですね。

 

次は、水中ポンプです。工事中、始めの方の工程で、基礎着工から上棟までの間はすべての仕事は野外です。だから当たり前ですが、雨が降ったら水が溜まります。そこでこの水中ポンプを使うと、力強く水を吸ってホースを通して水を吐き出してくれます。水位が1㎝までの低さまでは揚水ができるので、ほとんどは出すことができます。(最後はやはり人力で搔き出すしかないですが)

 

 

 

今回は現場監督としての道具の一部の話でしたが、職人さん達の道具の話もまた書こうと思います。職種によってやる仕事が違い、使っている道具も違っていてその仕事ならではのものがあり、おもしろいと思います。

 

 

 

 

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