現場での品質管理 その2

こんにちは。工務グループの松本です。

今回は基礎工事完了後の工程における品質管理をご紹介しようと思います。

基礎が出来上がると床下の給排水工事に入ります。エフ・ベースの家はメンテナンスの事を考え、給排水管などを土の中に埋めず、床下の空間を利用しています。このようにしておけば、お水のトラブルに対応しやすいのです。

床下の気密もしっかりとっています。

配管のつなぎ目は中が見えるように透明なエルボを使用しています。

そして、いよいよ木工事のスタートです。

まずは土台を取り付けます。土台の検査は26項目あり、構造的に力がかかるところにアンカーボルトやホールダウン金物があるか、床束の取り付け状況や材質、寸法などが図面通りに施工されているかチェックしていきます。

アンカーボルトの長さ、位置、座掘りの深さを明確にしています。

土台と大引を留めつける釘はN75を2本、側面から斜め打ちとしています。

大工さんによって、施工方法にバラつきがあると何が正しいのか、現場で迷うことになってしまいます。

そういったことが無いように、エフ・ベースとして標準施工手引書を用意しています。

 

こうして第3回目の検査が終わると、いよいよ上棟作業にとりかかります。

 

上棟が終わると屋根ルーフィングの防水検査を受けます。第4回目の検査です。こちらは18項目あります。

ルーフィングの種類、留め付け方法、重ね寸法、捨て張りルーフィングが施工されているか、などです。

屋根もまっすぐな形のところだけではありません。入り組んだ箇所は雨漏れの危険性が高くなります。

こうした箇所も検査対象です。ルーフィングを張る順番、防水テープの貼り方をルール化しています。

雨漏れはお家の寿命を短くしますので、屋根仕上げ材を施工する前に十分検査を行い慎重に進めていきます。

次回は、5回目検査、構造に係る検査をレポートしていきたいと思います。お楽しみに!

 

どんな丈夫な家でもメンテナンス不要の住宅はありません。

大事に建てたお家をいつまでも大切に使っていくためには、定期的なチェックと診断が必要です。エフ・ベースで新築していただいたお家は定期点検として、半年・1年・2年・5年・10年と無料で点検に伺っています。その他は有料にはなりますが、毎年点検サービスも行っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問合せくださいませ。

 

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