“良い土地”を購入するための進め方とは?
前回は、土地探しに入る前の段階についてのお話でしたが、今回も土地探しについてお話します。
今回は、資金計画、ライフプランも終えて、土地に割くべき予算をご自身で掴んだところからのお話です。
『土地をどう選んでいけば良いのか』を考えてみましょう。
ここで質問です。
おおよその予算を決めたあなたは、どう行動しますか?
①不動屋さんに行き、条件を伝えて土地を探してもらう
②ネットで希望地域の(土地の)価格の相場を調べる
③工務店と条件の擦り合わせをし、土地を探してもらう
上記の①から③のどの手順で進むにしても、土地の条件整理を先にやっておくことを強くオススメします。迷子になってしまいますからね!
では、土地の条件とは?
・エリア
通勤通学や趣向などから検討
・生活利便性
買い物、通院、通勤などの利便性
・広さ
暮らしに何が必要か(建物、駐車スペース、庭、趣味小屋)
近隣環境も踏まえて検討
・道路
敷地に対する道路の位置によって、不動産の流通価値に変化
・災害
洪水、土砂災害リスクが分かるハザードMAPは市町村のホームページでも確認可能
・街並み
古くからある街や、新しくできた街、雰囲気や直感も大切
条件は、こんなところでしょう。
この中で全てを満たす土地はまずありません。
優先順位をつけていく事が、土地探しの秘訣となります。
上位3つぐらいにしぼり、予算との兼ね合いで土地を探していくと、候補が出てきます。
ここからが大事な分かれ道。
おそらくあなたは、即決出来ずに一旦保留にし、他にも良い土地がないか探します。
しかし、その間にこの土地は他の誰かが手付金を支払い、買われてしまいます。
土地を買えなかったあなたは、もっと良い土地がないかな?と逃してしまった良い土地のイメージ以上の土地を求めます。
ですが、希望の土地は見つからず、土地を決めることができない期間が続きます。
そして4〜5年土地を探したけれど、良い土地が見つからず、結局妥協した土地を購入することになります。
何故そうなるのでしょう?
それは、あなたが現状を認識していないからです。
良い土地は、あなたにとっても良い土地ですが、同じタイミングで探している他の誰かにとっても良い土地であることが多いのです。
つまり良いと思った土地は、「迷っている時間はない」ということです。
ですから先に条件を整理し、予算を決めて、優先順位を持ちながら土地を探す必要があるのです。
そして条件が揃ったら即行動し、購入する意思を示しましょう。
とはいえ、ある程度条件が揃っても心配ごとはたくさんありますよね。
本当に希望の住まいが建てられるのか?
南に高い建物が建って、日の当たらない住まいになってしまう恐れはないのか?
安いと思った土地だけど、高低差の解消などにより、別に何百万円も費用がかかってしまうことはないのか?
地盤は大丈夫なのか?
ですから、そんなあなたの心配に一緒に検討してくれる、プロフェッショナルの存在が必要です。
ここで最初の問いに戻りますが、今回のオススメの答えは、③ということになります。
是非、信頼できる住宅会社さんを先に決め、資金計画、ライフプランを行って予算を確定させた後、条件整理をした上で一緒に土地探しを行いましょう!
きっとあなたの片腕となってサポートしてくれるはずです。
良い土地を購入する際に、最初にすべき事は、
1.資金計画(ライフプラン)
2.住宅会社の決定
3.土地探しの優先順位の決定
という手順になります。
参考にして頂けたら嬉しいです.
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