エフ・ベース 室内造作建具 

エフ・ベースの片川です。

今回はエフ・ベースの家に使用している室内建具の紹介になります。

弊社の室内建具は基本、建具屋さんが造作建具製作をしています、ハウスメーカーなどは既製品のメーカーの建具を使う事が多いと思います。

「建具」は、インテリアデザインにおいて重要な要素です。

建具には既製建具と造作建具があります。

 



 

 

既製建具とは?

既製建具は、建材メーカーなどが工場で規格に沿って大量生産する建具です。

ハウスメーカーなどが採用しています。
ドアや扉本体と、枠やハンドルなどのパーツがセットになっており、現場では取り付けのみを行います。
既製品の建具はサイズが決まっているので 、ドア幅や壁や天井との納まりが綺麗に納まらない事があります。

経年により建具の表面のシートが剥がれたり、枠のシートが剥がれたりします。

年月が経つと、面材のシートや枠などもメーカーによっては在庫が無くなる場合があります。

 

 

造作建具とは?

造作建具は、サイズ、デザイン、ディテールをすべて自由にカスタマイズできるドアや扉を指します。
プランに合わせて採寸し、建具屋さんがオーダーメイドで製作します。
枠は大工さんが施工し、現場で建具屋さんが設置と調整を行います。

自由度が高い: サイズやデザインを細かく設定できます。
使いやすい設計: 建物利用者に合わせて使いやすく設計できます。
多彩な選択肢: 素材やデザインにこだわれます。
トータルコーディネイト: 床・壁・天井・家具と統一感を持たせやすいです。

木材でつくるので、反りや歪みなどが起こりますが、建具屋さんで調整や修理などできるので、メンテナンス性が高いです。

エフ・ベースはデザイン、メンテナンス性などを考慮して、造作建具になります。

 

 

エフ・ベース施工例

造作建具による玄関ホールに設置している引き戸になります。

タモ材の框戸(框戸とは、框と呼ばれる枠材で枠組みをした扉のことです)

ガラスを入れて使用しています、ガラスの種類によって雰囲気が変わります。

ガラスに揺らぎあり、レトロ感があります。

 

気泡も入りレトロ感があり、透過率がさがるので、室内が見えにくくなっています。

 

 

弊社にてよく使用されていシナ合板に塗装仕上げの建具になります。

吊りレールなので、床にレールが無く掃除がし易いです。また、指等が挟まれないようにソフトクローズ機能(ゆっくり閉まる)がついてます。

 

タモ材による引き戸

タモ材の材料により、落ちついた感じがでます。

 

引き戸、ラワン合板にクリアー塗装しています。

合板の色のばらつきはでますが、木目が浮き出ていい感じになります。

全体のインテリアをラワンで統一する時などに使用します。

 

家具の扉ですが、扉を白く塗装し、木の取っ手を付けました。

扉の存在感を無くす事で空間が広く感じます。

 

板壁を着色し、同じ板材にて引き戸を設けました。

トイレの扉にありますが、扉の存在を無くしています。

 

家のインテリアや空間に合う、建具の提案をしています。

Written by:

敷地を読み解き、愛着のわく、普通で、無理や無駄のない自然体で暮らせる家がよいと思っています。

掛川市で注文住宅の木の家ならエフ・ベース
有限会社 エフ・ベース