スツール

エフベース スタッフの片川です。

秋空が気持ちよく澄みわたる好季節となりました。

秋の風が心地よく感じられる今日このごろ、窓を開ける機会も増えてきました。
ウッドデッキにインテリアグリーンなども出しやすい日が続いています。

ウッドデッキでひと時を過ごす時、椅子を設置したり、アウトドア用の折り畳みのテーブルなどを出し、楽しめるシーズンですね!


私はウッドデッキにスツールを出し、インテリアグリーンを置いたり、ひと時を楽しんでいます。

このスツール、いろいろなデザインがあり、使い方も多様で便利です。

その事例を挙げていきます。

まず、スツールとは背もたれとひじ掛けのない簡易な椅子の事です。

玄関に置いて、ブーツを履くのは少し手間がかかります。また、腰痛もちの方にとっては腰掛けるところがあると、体への負担を和らげることができます。
また、荷物の一時置場として使用しても良いです。

リビングやダイニングにある椅子やソファに座れる人数よりも多くの人が集まる時、スツールがあると、みんなでテーブルを囲いながら会話ができます。
スタッキングができると、複数のスツールをコンパクトに置けます。
来客用の椅子として機能していない時は、お気に入りの小物を置く棚にしてみてはいかがでしょうか?

リビングやベッド脇のサイドテーブルとしての使い方も可能です、ソファーでゆったり寛ぐ時、少し手を伸ばせば届く場所にテーブルがあれば、お菓子や飲み物をポンッと置けます。
その場合のスツールは、座面が張地ではなく、フラットなデザインの方が、ぐらぐらせず安定感があるのでおすすめです。

 

キッチンに、あると料理中の待ち時間のスツールとして使っています。

我が家のキッチンのシンク下に収納できるスペースを設けています。

 

我が家の、エレファントスツールとバタフライスツール

写真の真ん中にあるのが、バタフライスツール、両脇にあるのがエレファントスツールになります。両方共、柳宗理によってデザインされています。

柳宗理は20世紀に活動した日本のインダストリアルデザイナー。

ユニークな形態と実用性を兼ねた作品が多く、調理器具や食器、椅子、公共施設など多数のデザインをしています。
エレファントスツールは、象の脚のようなユニークな形をしています。

販売され始めたのは1956年、FRP(強化繊維プラスチック)が使用され、駅や公共施設などのベンチや椅子の製造で知られるコトブキ社から販売されました、コトブキ社での販売が終了し2004年にHabitat(ハピタ)社で復刻し、2004年から現在までスイスのVitra(ヴィトラ)社より復刻される時に環境の配慮からポリプロピレンへと素材が変更されました。
我が家のエレファントスツールはHabitat(ハピタ)社でFRP製です、スタッキング(重ねる事)ができます。

バタフライスツールになります。

天童木工による高い技術力により、同じ形の成形合板を真鍮金具でジョイントしたシンプルな構造であり、魅力的な造形になっています。

お気に入りのスツールがあると、色々な使え方を考えるのも、楽しいですね。

 

Written by:

敷地を読み解き、愛着のわく、普通で、無理や無駄のない自然体で暮らせる家がよいと思っています。

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