建築士という仕事。

TVや雑誌、インターネットなどで、「これが一級建築士の住まい!」のような話題が取り上げられることがあります。
紹介される番組内で、建物を設計した建築士も紹介されていたりもします。
そんな建物を見て、「将来、わたしも建築士になりたい!」と憧れを持った人もいると思います。
かくいう私は、その路線から建築士になろうと思ったわけではありません。

こんにちは。
エフ・ベースの山内です。

子供のころ、お菓子のおまけについていた、小さなプラスチックのおもちゃを組み立てるのが好きだった。
少し大きくなって、自分の部屋をかわいくおしゃれに、かつすっきりさせたくてインテリア雑誌をお小遣いで毎号購入していた。
親戚に大工さんがいて、女だから大工さんは力がなくて無理かもしれないけど、設計するほうならできるかも。
そんな安易な考えで高校卒業後、この世界を少しでも知ることができそうな専門学校に入学しました。

 

 

建築士のおもな仕事は、法律に基づいて、さまざまな建築物の設計や工事の監理をすることです。
住宅や店舗、マンションやビルなど、いろいろな建物の設計をしながら、その設計をもとに建築現場で指揮・監督などの業務を行います。

また、お客様から「こんな建物を建ててほしい!」という依頼を受けて、
具体的にどんな建物にしたいのか相談し合ったり、予算に合った見積をつくることも建築士の仕事の1つです。
「自分の住む家を、自分で設計したい」という夢がある方は、将来、建築士になればその夢を叶えることができます。

建築業界には、一見同じような仕事内容でも、呼び方が異なった職業がたくさんあります。
例えば、「建築士」について調べていると、「建築家」や「設計士」という言葉も、一緒に目に留まったことがあるのではないでしょうか?

 

「建築士」とは。
wikipediaには、『建築物の設計および工事監理を行う職業の資格、あるいはその資格を持った者である。』と記されています。
建築士を取得すると、建物の設計、工事監理、指導監督、鑑定評価、行政手続き代行に従事できることが建築士法で定められています。
建築士の資格は、一級、二級、木造という3つの種類があり、設計や工事監理ができる建物の規模や種類が異なります。

【一級建築士】
一級建築士の資格は、国土交通省から認可を受けている国家資格です。
資格の特徴は、設計する建築物に制限がないことです。
高層ビルから住宅、商業施設、学校など、ほとんど全ての建築物の設計・工事監理を行うことができます。

【二級建築士】
二級建築士の資格は、各都道府県が免許を交付する国家資格です。
資格の特徴は、一戸建ての住宅程度を規模とした建築物の設計・工事管理を行うことが出来ます。
木造建築物なら3階建てまでが基本OKで、建物の高さが13m、軒高が9mを超える建物は設計できません。
また、延べ面積も1000㎡以内の建物までとなっています。
鉄筋コンクリート・鉄骨造の建築物に関しては、高さ13m・軒高9m以下で、延べ面積300㎡までの建築物であれば、設計・工事監理はOKとなっています。

【木造建築士】
木造建築士の資格は、各都道府県が免許を交付する国家資格です。
資格の特徴は、木造1階~2階建て<で延べ面積が300㎡までの建築物の設計・工事監理を行うことが出来ます。
しかし、設計・工事監理できる建築物は木造に限るので、一級建築士や二級建築士と比較すると、仕事の幅は狭くなります。

2006年からは、上記の3つの資格の他に、『構造一級建築士』『設備一級建築士』という2つの資格も追加されました。
高度な専門技術を持つ建築士の資格として、国土交通省から認可を受けている資格です。
どちらの資格を取るにも、一級建築士としての実務経験等が必要になります。

 

「建築家」は、建築士のように、資格として保証されているわけではありません。
wikipediaには、
『一般的に建築における建物の設計や工事の監理などを職業とする専門家のことである。建築士とは違い、資格は特に必要ではない。』
と記されています。
建築家という資格は存在しないため、自らの判断で名乗ることができます。
しかし、世にいう建築家と名乗る方々は、とても有名な建築物を設計しているイメージですね。

「設計士」に関しては、明確な定義がなく、世間一般的に設計士という言葉は「図面を描く人」という意味で使われていることが多いようです。
建築士と異なり、設計士という資格は存在しません。
設計は原則的に建築士の業務範囲であり、設計士はあくまでも建築士をサポートするという立場になります。
設計士には明確な定義がないため、設計事務所や建築メーカーなどで設計に携わっていれば、設計士と名乗れるでしょう。
ただし、100㎡未満の木造建築物は、建築士資格がない設計士でも設計が可能です。

資格がなくても小さな一軒家が設計できるなんて、なんだか夢がありますが、
実際に建築するための確認申請を資格のない人が提出するのは至難の業です。
過去に、知人の店主が申請業務を行い、DIYでお店を施工した話を実際に伺ったことがありますが、
何十回も役所に通い、役所のかたの話を理解するのに苦労したそうです。

快適で安全な住まいを提供するために、私たちは日々勉強して、最新の情報に基づいて設計して家づくりをしています。
どうぞ安心してお任せください。

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