こんにちは。
エフ・ベース、広報の鈴木知里です。
現在、掛川市上内田で進行中の「上内田BASE」のリノベーション工事。
古い建物を再生させ、自然素材を使った快適な空間を作り上げています。
上内田BASEは「上内田WeekEnders」の拠点としても大活躍しており、完成後には民泊としてオープンすることを計画しているので、さらに多くの人々に利用されることを楽しみにしています。
今回は壁の断熱材吹込み工事に立ち会いました。
その内容をお届けします!
Instagramのリールでも作業の様子がご覧になれます!
もくじ
シュタイコの木繊維断熱材とは?
リノベーションに使われる断熱材には、さまざまな種類がありますが、「STEICO(シュタイコ)」の木繊維断熱材は、その特長からリノベーションにも優れた材料です。
シュタイコの断熱材は、温かさを保ちつつ、外部の冷気をしっかりと遮断し、年間を通して快適な温度を維持します。
この断熱材の最大の特徴は、高い断熱性能と蓄熱性です。
熱伝導率は非常に低く、外気の影響を最小限に抑えます。
また、冷暖房に頼らず、自然に近い環境を作るためのサポートをしてくれます。
吹込み作業の様子
今回は、実際に壁の断熱材を吹込む作業を撮影しました。
作業は、専用の機械を使って不織布のシートの中に105mmの木繊維断熱材を吹込んでいくというものです。
圧をかけながら、ぎっしりと隙間なく詰め込んでいきます。
木繊維の特性で「ふわふわ」とした質感を想像していたのですが、実際には非常に密度の高い仕上がりで、強く押さないと凹まないほどしっかりと圧縮されています。
これにより、断熱材としての効果が最大化され、住環境をより快適に保つことができるのです。
木繊維断熱材“STEICO zell(シュタイコ ゼル)”の特徴5つ
高い断熱性能と蓄熱性
熱伝導率は0.036W/(m · K)、比熱容量は2,100J/(kg·K)と高い断熱性能で外気を遮断し、さらに蓄熱性があることで温度変化をゆるやかに。
冷暖房に頼りすぎない、快適な住環境をサポートします。
隙間なく施工可能
吹込み施工により、壁や屋根、天井などの複雑な形状にも隙間なく充填でき、リノベーションでも高い気密性を実現します。
沈下しにくい構造
針葉樹由来の長い繊維が強い反発力を生み、施工後、多湿な環境でも壁内の沈下を防ぐことができます。
優れた調湿性と吸音性
透湿率は103ng/(m·s·Pa)で、室内の湿度を調整し、快適な環境を保ちます。
また、吸音性にも優れ、静かな室内空間を実現します。
安全性と環境への配慮
火に強くするために使っているのは、肥料にも使われる硫酸アンモニウム。
虫を防ぐのは、木材の保護などにも使われるホウ酸です。
どちらも体や環境への影響が少ない成分で、EUの厳しい安全基準もクリアしています。
STEICOの木繊維断熱材は、製造から施工、廃棄まで環境負荷を抑え、現場での廃材を減らし、結露を防いで家を長持ちさせる、自然素材のサステナブル断熱材です。
リノベーションに使用するのメリット
断熱性能と蓄熱性が高いため、温度変化が緩やかになり、電気代の節約にも繋がります。
また、吹込み施工は隙間なく施工できるため、複雑な形状の壁や屋根にもピッタリフィットし、高い気密性を実現します。
これにより、住まいがより長く快適で過ごしやすくなります。
完成後の上内田BASEと今後の予定
完成後の上内田BASEは、上内田WeekEnderの拠点として再び活動を再開する予定です。
しかし、現在はリノベーション作業中のため、主に「期間限定モデルハウス」を利用してイベントを開催しています。
もし、上内田BASEや上内田WeekEnderの活動に興味がある方は、ぜひイベントにご参加ください。
※詳細はInstagramのアカウント【@kamiuchida_weekenders】でチェックできます!