『こども工務店』3年ぶりに開催!!
7月最後の日曜日、晴天に恵まれ3年ぶりに『こども工務店』を開催いたしました。
小学校1年生から6年生までの25名の子供たちが、建築に携わる職人さんたちのお仕事を体験しました。
まずは、受付けでヘルメットとスタンプカードを受け取ります。体験が終わるごとにスタンプを
押していきます。
受付けが済んだら、こども工務店のスタートは、まずラジオ体操から。
体を動かす前の準備運動は欠かせません。
今回体験する内容は4つです。
4チームに分かれて、順番に体験していきます。
1つ目は【カンナ体験】
カンナで木を削るのはとても難しいので、今回は細い木を削りお箸を作りました。
ほとんどの子が、初めてカンナに触れました。
まずは、刃の出具合の調節です。金づちでトントンと叩いて調節します。
カンナの刃の調節は素人には難しく、最後は大工さんにお願いして調節してもらいます。
カンナは意外と力加減が難しく、大人でもなかなか上手に削れません。
それでもこどもたちは真剣にシュッシュッと削り、やすりできれいに整えてお箸を完成させました。
自宅に帰ってから、自作のお箸を使ったお子さんもいたかな?
自分で作ったお箸で食べるご飯は、とてもおいしかったことでしょう。
2つ目は【小屋の組み立て体験】
実際に使用する道具を使って、本物の図面を見ながら小屋を組み立てていきます。
大工さんが事前に仕口を作ってくれた材木を二人で運び、図面の通りに組み立てていきます。
順番や向きを間違えると大変です。
みんな大工さんの話をしっかり聞き、真剣な顔つきで作業をしていました。
材木の端に作られた仕口をしっかりと組み合わせ、木槌で叩いてはめていきます。
実際の住宅建築の工事でも、もっと大きな材木をトントンと叩く音は、とても心地良いです。
ご近所で上棟中の現場がありましたら、ぜひ耳を傾けてみてください。
インパクトドライバーも使いました。
出来上がった小屋の前で、好きな道具をもって記念撮影です。
3つ目は【重機体験】
体験終了後のアンケートで、一番楽しかったもの第1位がこの重機体験でした。
工事現場でよく見かけるショベルカー。実際に乗ってみるだけではなく、操縦することができる体験です。
普段の生活ではまず体験することのできない貴重な体験ができました。
4つ目は【砕石運び体験】
ねこ(一輪車)にスコップで砕石を積み、決められたコースを運びます。
ふらふらしながら一生懸命運ぶ子。軽々と楽しそうに運ぶ子。
みんな初めてのことばかりでとても良い体験ができたのではないでしょうか。
終了後は、閉会式で、賞状と木のメダルの授与です。最後までがんばりました!
そして、お楽しみのかき氷です。
猛暑だったので、みんなたくさん汗をかき、たくさんかき氷をお代わりしてくれました。
労働の後のかき氷は格別ですね!!
今回は4つの体験をしていただきました。家をつくるためにはたくさんの職人さんが携わっています。
少しでも家づくりに興味をもってもらい、実際の体験を通して、ものづくりの楽しさや達成感を味わい、
心に残る思い出になっていただけたら嬉しく思います。
ご協力いただいた職人さんありがとうございました。
来年は、もう少し涼しい時期に開催できたらいいなと思います。