家族の成長に柔軟な住まい
こんにちは。工務グループの松本です。
今回は間取りの可変性についてお話ししたいと思います。
長期優良住宅の認定条件からは外れていますが、長く住み継ぐ家には大切な条件です。
家族は成長していきます。子供が小さいころは、お父さんお母さんの目が届く大きな空間が必要でしょう。中学生・高校生へと成長するにつれ、自分だけの部屋が必要になるかと思います。また、子どもたちが巣立ち、孫を連れて遊びに来たときは、また大きな部屋が必要になるかもしれませんね。そんな時、間取りの変更が可能な構造になっていれば対応できるのです。
エフ・ベースの建てる家は『 木造ドミノ工法 』で造られています。
↓『 木造ドミノ工法 』とはどんなもの?こちらをご覧ください。↓
可変性を持った住宅は少ないのです。多くの住宅は室内を仕切る間仕切り壁があり、そこには耐力壁(筋交など)があることが多いからです。子どもの成長、家族の生活の変化に合わせて、壁を取り外そうとしても耐力壁があって断念する。こんなケースがほとんどです。使い方や間取りを変更できる、家族と一緒に成長できる家とは、構造の段階から考えられていることが必要なのです。
私たちエフ・ベースが、『 木造ドミノ工法 』を推奨しはじめてから10年以上が経ちました。アフター担当の私としては、点検にお伺いした際にいろいろなお話しを聞くことができ、楽しく思っています。ご両親のこと、子どもたちのこと、お仕事のことなど、様々ですが、やはり子どもが成長するにつれ、自分の部屋がほしいとのご相談が増えてきました。
間仕切りというと『 壁! 』と思いがちですが、そればかりではありません。収納家具で仕切ったりとか、カーテン、ロールスクリーン、パーテーションなどなど、いろいろな方法・工夫でお金をかけず、より簡易的に自分で取外しができる方法もおすすめしています。あまり造り込まず、自分で好きな時に好きなように手をかけていく。これが、わが家に愛着が湧くことになって、暮らしを楽しむことになってくると思っています。
メンテナンス不要の住宅はありません。
大事に建てたお家をいつまでも大切に使っていくためには、定期的なチェックと診断が必要です。エフ・ベースで新築して頂いたお家は定期点検として、半年・1年・2年・5年・10年と無料で点検に伺っています。その他では有料にはなりますが、毎年点検サービスも行っておりますので、ご希望の方はお気軽にお問合せくださいませ。
次回はお家を長持ちさせる要、【耐震性能】について、私のブログでレポートしようと思います。