実家の空き家がすてきな新居に変身
牧之原で生まれ育ち、大学で神奈川へ。そのまま神奈川で就職した中村さん。
前々からいつかは帰ろうと決めていたので、結婚して子供ができたタイミングで地元に戻ることにした。
そして帰るにあたって、実家の広い敷地の一角に家をつくろうということに。
当初は新築を考えていたが、想定した場所は狭くて日当たりも悪くいい家になりそうもない。
そんな時にエフ・ベース代表・丸山が提案したのが、敷地内で農業用倉庫として利用していた大きな空き家をリノベーションする案だった。
この建物、中村さんのおじいさんが自分の山の木を使って建てたもの。
その息子のお父さんとしても「思い出のある建物なので、もし壊すと言われたら抵抗があったけど、改修するというのはいいなと思った」のだそう。
リノベーションに際しての中村さんの希望は、「断熱・耐震といった基本性能がしっかりした家」であることと、「ちょっとした書斎が欲しい」ということ。
奥さんの希望は、「使いやすいアイランドキッチン」だったそうだ。
こうしてリノベーションがスタート。
建物はしっかりした構造ではあったものの、シロアリにやられている場所もあり、補強をして耐震試験も行った。
建築中、中村さんはまだ神奈川に住んでいたので、現場の様子はお父さんがいつも見ていて伝えてくれたのが良かったそう。
リノベーションに際しての中村さんの希望は、「断熱・耐震といった基本性能がしっかりした家」であることと、「ちょっとした書斎が欲しい」ということ。
奥さんの希望は、「使いやすいアイランドキッチン」だったそうだ。
そうして生まれ変わった新居は、無垢の木の質感が随所に感じられ、窓からの明るい光が室内に広がるナチュラルな空間。
「リノベーションにして新築より費用が抑えられた分、建物に予算を回すことが出来ました。性能もバッチリで、全館空調のパッシブエアコンで室内も快適です。入居して3ヶ月くらいですが、木の床が馴染んできた感じがして、これからどんな風に味が出てくるか楽しみにしてます」と最後に中村さんが笑顔で語ってくれた。
Date:
2024年8月4日