のどかな郊外で楽しむエコ&DIYライフ

前回は2020年に伺ってお話を聞かせていただいた和田さん。(その時の記事はこちら

プラグインハイブリッド車を購入されたとのことで、前回は伺っていない太陽光パネルや電気代のお話も聞かせていただければと、再訪させていただいた。

屋根に6.5kWの太陽光パネルを載せている和田さんの家は、太陽熱利用・熱交換・ヒートポンプ・給湯器を組み合わせた全館空調設備「OMX」を採用している。(炊事にはガスを使用。)

新築されたのは2019年だったので、売電価格は28円/kWhだ(2023年現在は16円/kWh)。

電力料金は図のように昼間が高く、夕方〜夜と順に安くなっていく、太陽光パネル利用の場合はとても合理的な、中部電力の「スマートライフプラン(ナイトタイム22時~翌8時)」というプランを契約している。

気になる電気代は、2021年で見ると売電が約15万円、買電が約8万円ということでトータルの売買電力収支は+7万円とのこと。

太陽光パネルがあることで、家が消費電力以上に電気を売って年間7万円も稼いでくれていることになり、羨ましい限りだ。

和田さんが利用している電力プラン(2021年当時のもの。現在は価格が若干変更)
アウトランダーの前で話に花が咲く

和田さんは現在、会社で蓄電池のバッテリーに関わる部署に所属していて、その検証にもなればと、最近、PHEV(プラグインハイブリッド)車のアウトランダーを購入された。

アウトランダーは主に往復20kmの通勤で使っており、1kWで5km走るとすると4kWの電力を使用することになる。

なので上の図の電気料金で考えると17〜22時の充電だと28円/kW × 4kw=112円、22〜8時の充電だと16円/kW × 4kw=64円で通勤の20kmを走れることになる。

ガソリンで走った場合300円程度のガソリン代がかかることを考えると、だいぶ安いことがわかる。

お庭の家庭菜園。家族で楽しむには充分な広さ

以前伺った時は始めたばかりだった家庭菜園だが、2年が過ぎ、周囲に植木を植えたりアプローチをDIYでつくったりしたことで、いい感じにお庭と馴染んできていた。

ブロッコリー、スナップエンドウ、にんにく、大根、たまねぎ、etcを育ててきたそうで、ご近所さんから何を植えたらいいか教えてもらったり、奥様の叔母さんが野菜を植えに来てくれたり、家庭菜園があることで生まれるコミュニケーションも楽しんでいるそうだ。

庭のことについて伺うと、今やりたいと思っているのが、畑のある庭から1段下がった土地(ここも和田さんの敷地)にDIYで作業小屋をつくりたいとのこと。

「そんなに大きくないサイズで、外でも作業できるように大きな庇がある感じがいいかなと思っています。屋根に太陽光パネルをつけて、小屋で使う電気はそれで賄うのも面白いかも」と夢は尽きない様子だ。

手前の敷地に小屋をつくるのが今の目標なんだとか(写真は2020年の取材時に撮影したもの)

これまでも数々のDIYを楽しんできた和田さんだが、最近やった大仕事が、なんと2階の部屋にロフトをつくったこと!

DIY前の2階の部屋
DIY途中の写真。まず柱と梁を立てたところ
こちらが完成写真。下の開戸は建具屋さんにつくってもらい、それ以外は全てDIYでやったとは思えない仕上がり!
ロフト上の引き戸はホームセンターで材料を調達し、DIYで取り付けまで行ったそう
向かって右側の部屋に造りつけたテレワークに便利なデスク。構造の支えとしても機能している

DIYでどんどん暮らしをカスタムしていく様子がとっても楽しげな和田さん、今後も目が離せません!

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掛川市で注文住宅の木の家ならエフ・ベース
有限会社 エフ・ベース