MTBのためのバイク小屋

バイク小屋をつくる際の参考にするために訪れた、東京都現代美術館で開催された「ジャン・プルーヴェ展」にて。 左から、大工の藤江さん、田中さん、エフ・ベース丸山

田中さんが防音室のある自宅をエフ・ベースで新築したのは2015年のこと。

以前、撮影に伺ったのは2020年の夏。
その頃はコロナ禍の最中で、家で思いっきり楽器演奏を楽しむ様子や、家でバイクいじりを楽しむ様子を取材させていただいた。
テレワークが普通になってきた頃で、他の部屋から隔離される防音室はテレワーク部屋としてもかなり重宝しているという話なども印象的だった。
(その際の取材写真はこちら

マウンテンバイクから楽器演奏まで、多彩な趣味を持つ田中さんが家づくりの際に最優先したという防音室。かなり本格的に造ってあり、夜中にドラムを叩いても全然問題なし!とのこと。写真は、コロナ禍の最中、オンラインでの演奏セッションを楽しんでいるところ

そんな田中さんの住む袋井市では毎夏、花火大会が盛大に行われており、会社の同僚を招いて皆でデッキで飲みながら花火を楽しむのが恒例になっている。
前回の取材後、そんな花火から話が膨らんでいき、デッキをGOOD-TIME PLACEにして、より快適に花火鑑賞を楽しめる場所にしようというアイデアが急浮上。
そうしてDWELLの川畑さんの協力を得てできたプランは、現在のデッキを遠くを見渡せる小屋に大胆に変えてしまうというかなり斬新な計画。(下のイラストを参照)

リビングの隣に景色を見渡す屋根付きのGOOD-TIME PlACE を・・・という当初の計画

しかし、その後も打ち合わせを断続的に行っていく中で、田中家の趣味に変化が現れてくる。田中さんと奥様が勤める会社でMTBのクラブが出来、自分たちで森を開拓してMTBのコースをつくるというプロジェクトが発足。この活動を通じて、家族全員で毎週末、コースの開拓作業とMTBの練習に励むようになった。
そんな中で、GOOD-TIME PLACEに求める要素も、自転車の収納や出し入れのしやすい小屋であることや、MTB 仲間と練習後に楽しめる場所であることに比重が移ってきた。そうして生まれたプランをCGにしたものが下のイラストだ。

練り直したGOOD-TIME PLACEの計画。MTBを収納できる小屋になっている
MTB に乗る田中さんの勇姿

そうして打ち合わせを重ねてエフ・ベースが施工したのが以下の写真のような小屋。

マウンテンバイクのためのガレージ。自転車仲間とワイワイ過ごすことも多くなりそう
板壁なので棚を取り付けたり、必要に応じて手を加えていける

実はこちらの小屋、手前の屋根の部分は田中さんがDIYで仕上げていく計画となっていた。
屋根の柱を立てるところまではエフ・ベースが行い、その後の足場パイプの組み上げと木で屋根を組むところは田中さんが行っている。

手前の屋根は田中さん自らがDIYでつくった
実はこれはまだDIY途中の写真。この後左の隣家との境界部分に田中さん自ら板張りを行った

こうして田中さんのDIY期間を経て完成したのが以下のバイク小屋。
これからも棚を取り付けたり色々と進化していくことでしょう。
また取材に行かせてくださいね!!

左側の境界の板張りまで終えて完成!
これからたくさんのお客さんとワイワイ楽しむことになりそうです
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掛川市で注文住宅の木の家ならエフ・ベース
有限会社 エフ・ベース