「掛川の街を元気にしたい！」・・・・この目標をエフ・ベースとともに目指す地域の“仲間たち” を紹介させていただく「掛川の街を盛り上げる人たち」

第4 回目は、静岡県西部（掛川市・袋井市・磐田市・浜松市）を中心に外構の設計・施工、店舗設計、企画デザインやロゴデザイン、オリジナルアパレル、オリジナルアイアン製品の販売を行う株式会社マウンテンハイ代表の戸塚亮さんにお話を伺いました。

———戸塚さんはこの「掛川の街を盛り上げる人たち」のNo.1 で話を伺った「掛川ビール」の杉浦さんと長い付き合いだと聞いています。

高校の時からの付き合いで一緒にバンドもやってました。僕も彼もドラムとボーカルしか出来なくて、そのどちらかを担当（笑）。彼のお店の内装は友人の大工と一緒にほとんど手伝ってます。

同級生で吸収してきたものが一緒だからお互い話が早いんですよね。

——— 戸塚さんが今のお仕事を始めた経緯は？

実家が土木会社をやっていて自分も土木に進もうと思っていたので、専門学校で土木を学んだ後、3年ほど土木の会社で修行させてもらってから親の会社に入りました。
仕事は公共事業が主だったんですが、ある時アンティークレンガを仕入れて売ってみようと思って造園の世界に触れ始めました。
その後、自分がだんだんと造園にハマっていく様子を見ていた父親に、「自分で会社をやってみろよ」と言われたのが、独立してマウンテンハイを始めたきっかけですね。
だから親方についたことはなくて、独学の自己流です。
ちなみに、親の会社の方は兄が継いでますね。

——— 独学とのことですが戸塚さんの造園の仕事は自由な感じがしますよね。

造園のことは自分で仕事しながらイチから覚えていったので、オリジナルな感じになっているのかもですね。
自分では自分のスタイルを「ミクスチャーガーデン」とか「ポップガーデン」と呼んでいます。
この世界に入ってから植物の成長スピードのこととか枯れやすさとかもだんだんと学んできましたが、とても奥が深い世界なのでこれからも探求していきたいです。

——— 造園や内装と並行してデザインの仕事やアパレルを作ったりもされていますよね。

学生の時から絵を描くのは好きでその延長線上でやってます。造園や内装はお客さんがあってのことだから、あまり自分のスタイルを押し付けたりやり過ぎたりしないように気をつけてるんですが、アパレルとかのオリジナル商品は自分のスタイルで作っているので、造園とはまた別の楽しさがありますね。

造園や内装の仕事の時にロゴのデザインまでさせてもらったり、Tシャツまで作らせてもらったりする時もありますが、そういう風にトータルで任せてもらえると気合いが入り過ぎて利益が出なくなることもあるけど（苦笑）、楽しいですね。