エフ・ベースでは、暮らしのプロ「DWELL」の川畑さんと協働で「GOOD-TIME PLACE」など、楽しくて健康的なライフスタイルの提案を行ってきました。
これまで行ってきたこうした取り組みを通して、学んだこと、気づいたことを、住まい手の「心身の健康」を軸に一つの考えにまとめたのが、「DWELLNESS」という考え方です。
今回はこの「DWELLNESS」について、説明させていただきます。
DWELLNESS(ドゥエルネス)とは
暮らしの営みの中には様々な「作業」があります。
「掃除」「洗濯」を始めとして、ライフスタイルによって様々ですが、「庭のお手入れ」「畑仕事」「D I Y」「自転車の整備」など。中には「薪割り」なんていう人もいるでしょう。
そんな日々の作業で楽しみながら身体を動かすことや、自然を感じたり、会話を愉しんだり、趣味に没頭したりといったリラックスした時間を持つことによって、心身の健康に繋げていくような暮らし方を「DWELLNESS(ドゥエルネス)」と名付けました。
名付けてみてからよく考えてみると、エフ・ベースの家の住まい手には、「DWELLNESSな暮らし」を楽しんでいる方がたくさんいらっしゃいます。
「DWELLNESSな暮らし」のとてもいい例として以下に何組かご紹介させていただきます。
DWELLNESSな暮らしの例
中村さんの「農のある暮らし」
ご実家の敷地内の空いていた建物をリノベーションしてUターンしてきた中村さん。
写真は家の目の前の家庭菜園で中村さんのおじいちゃん、おばあちゃんが畑仕事をされている様子。中村さん夫妻は、お子さんがもう少し大きくなったらこの畑で皆んなで畑仕事をしてみたいと思っているのだとか。
野田さんの「ハツラツと生きるコツ」
45歳まではひたすら仕事に打ち込む毎日だったという野田さん。ある時お腹が少し出てきたことが気になりロードバイクを始めたそうです。「そしたらエネルギーがみなぎって仕事にも張り合いが出るし、年下の仲間も沢山できて楽しくてね。今も週末はだいたい自転車に乗ってるね」と、毎日が楽しく充実してきたのだとか。
「一度きりの人生だから好きなことをどんどんやろうって決めたんだ」という野田さんのスタイルは、DWELLNESSの理想形かもしれません。
田中さんの「ハツラツと生きるコツ」
2015年に防音室のある自宅を新築した田中さん。演奏が好きな時にいくらでも出来る楽器好きには最高の環境です。そんな田中さんですが、夫婦で勤める会社にMTB(マウンテンバイク)のクラブができてからは家族全員で毎週末、練習に通うほどMTBにズッポリとハマってしまったそう。
そんなわけで、エフ・ベースの手を借りながら、DIYでMTBを収納するGOOD-TIME PLACEが完成!
MTB仲間を呼んでここで盛り上がっているそうです。その時々でハマっている趣味に全集中を傾けることこそDWELLNESSな生き方だと思います。
堀尾さんは「古民家暮らしで生活が一変!」
親御さんの病気をきっかけに、実家の近くで見つけた古民家をリノベーションして県外から戻ってきた堀尾さん。
断熱改修のお陰で冬は薪ストーブ1台で過ごし、夏はエアコンをほとんど使わないそうです。
近くに借りている家庭菜園で野菜を育てたり、庭で鶏を育てたり、薪割りをしたりといった田舎暮らしを満喫できる今の環境は最高で、もう元の都会暮らしには戻れないそう。自然とともに生きる、それがやはりDWELLNESSな暮らしの基本ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか?
家はつくって終わりではなく、つくってからがスタート。
エフ・ベースは、上でご紹介した住まい手さん達のように楽しく健康的な「DWELLNESS」な暮らしを送ることができる、いつまでも愛着を持っていけるような住まいをこれからもつくっていきたいと思います。
今後、この「DWELLNESS」の考え方をテーマにしたイベントなども行っていくつもりですので、チェックをよろしくお願いいたします。