住まいの性能

いつまでも健康的に安心して暮らせるように。
次世代まで愛着を持って受け継がれていく住まいを残していけるように。
そんな家づくりを実現するためのエフ・ベースの住まいの基本性能を紹介します。

住まいの性能①

安心して暮らす

全ての住まいで、
最高ランクの「耐震等級3」を実現。

エフベースの住まいは、全棟で「耐震等級3」を実現しています。

「耐震等級3」の家は、震度6強~7の地震で倒壊しない「耐震等級1」の1.5倍の強度を持つと認められます。

また構造計算には、一般的な「壁量計算」より厳密で信頼性の高い計算方法である「許容応力度計算」を用いています

長く安心して住んでいただくために、きちんと構造計算をした上で最高ランクの耐震性能を取得しておくことは必須だと考えています。

耐震等級について

耐震等級1

耐震等級1は、「極めて稀に発生する大地震による力に対して倒壊・崩壊しない程度」の耐震性を意味します

「極めて稀に発生する地震」とは、数百年に1回程度の頻度で発生する「震度6強~7」の大規模地震のこと。

1995年の阪神淡路大震災や2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震などが当てはまります。

耐震等級2

耐震等級1の、1.25倍の地震に耐えられる性能・耐震強度の水準です。

災害時の避難所として指定される学校などの公共施設は、耐震等級2以上の強度を持つことが必須です。

耐震等級3(エフ・ベースの家)

等級3は、耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられるだけの性能・耐震強度水準です。

災害時の救護・復興の拠点となる消防署・警察署は多くが耐震等級3で建設されています。

震度7の揺れが立て続けに2回起こった熊本地震では、1度目は耐えたが2度目の地震で倒壊した住宅も多数あった中、等級3の住宅は2度の震度7に耐えていたことが明らかになっています。

住まいの性能②

快適・健康に暮らす

「HEAT20 G2」以上の断熱性能を実現

ここ最近、冬の家の中での寒暖差が血圧の急変動を起こす「ヒートショック」が広く知られるようになりました。
家の中の寒さは、不快なだけでなく、健康にも悪影響が大きいことが明らかになっています。

エフ・ベースの住まいが実現している「HEAT20 G2以上」は、家の中の温度が空調なしでもおおむね13℃を下回らない断熱性能

いつも最適な温度の室内でここちよく暮らすには必要十分な性能といえます。

HEAT20とは

「HEAT20」とは、住宅の断熱に関する新しい基準のことです。
より住みやすい断熱性能を備えた家づくりを目指して2009年に発足した団体「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」が定める基準のことを、この団体の英語名の頭文字から取って「HEAT20」と呼ぶようになりました。
各地域において冬の体感温度を10℃~15℃以上に保ち、暖房機器によって利用されるエネルギー量を削減し、優れた省エネ住宅を目指す推奨基準です。

断熱性能が高い家は赤ちゃんからお年寄りまで、皆が一年中楽しく快適に過ごせます

全棟で「気密測定」を実施して
高気密な家を実現

気密測定の様子

住まいの性能を高めるため、断熱だけでなく高気密施工にもこだわります。
気密性の高い家づくりには高い施工レベルが必要になります。
丁寧な仕事を心がけてきた私たちだからこそ、家から漏れてしまう空気をできるだけ減らす精度の高い施工にもこだわります。
施工した全棟で気密性を測る「気密測定」を実施し、規定の数値である「C値1以下」を実現しています。

C値とは

住宅の気密を表す数値。少ないほど気密性が高いとされます。

エフ・ベースの住まいは「全館空調」

断熱・気密をしっかりとした建物という「器」ができたら、次にこだわりたいのは、「室内の温度ムラが少ない」「室内の空気がいつも新鮮である」ということ。
あまり知られていませんが、この2つは住む人の「快適さ」と「健康」に大きく関わります。
家全体の空気と熱をデザイン」することの大切さを考えて、エフ・ベースの住まいは「OMソーラー」「パッシブエアコン」のいずれかの「全館空調」システムを採用することを基本としています。

「全館空調」についてもっと詳しく
「OMソーラー」冬の仕組み

住まいの性能③

長持ちする家

「長期優良住宅」について

こちらの新築のように生まれ変わったリノベーションの家も、「長期優良住宅」を取得しています

エフ・ベースはすべての家で長期優良住宅の認定を取得しています。
国が定めた長期優良住宅の耐震性や省エネルギー性、劣化対策は最低限と考え、それ以上の性能を実現します。

長期優良住宅とは

長期優良住宅は、長期優良住宅認定制度に基づき、「長く良好な状態で住み続けるための措置を講じた性能の高い住宅」です。長く暮らせる構造や設備になっているか、一定面積以上の住戸面積があるか、居住環境に配慮がされているか、自然災害への配慮が講じられているか、劣化対策や維持保全の計画がされているか、大まかにはこのような認定基準があります。住宅ローン減税等の優遇制度が受けられたり、フラット35の金利が低くなるなどの利点もあります。平成28年からは、新築だけでなく既存住宅を増築・改築する場合の認定制度も開始しています。

エフ・ベースの住まいは「木造ドミノ住宅」

エフ・ベースの家は「木造ドミノ工法」による「木造ドミノ住宅」が基本です。
「木造ドミノ住宅」の最大の特徴は、「スケルトン(構造躯体)」と「インフィル(内装・設備)」が分離した構造
徹底的に構造を整理することで、コストダウンと高品質化を同時に実現しています。
室内の柱は大黒柱1〜2本のみという開放的な空間でありながら、耐震等級3をクリアした丈夫で安全な構造。
将来の家族構成の変化に応じて、間仕切り壁の撤去・増設が容易なので、家族の人数やお子様の成長に合わせて、住まいの間取りを自由に変化させることができます

「木造ドミノ住宅」について詳しく
「木造ドミノ住宅」により、丈夫なだけでなく開放的な建物が実現します

「長持ちする家」へのその他の取り組み

結露計算

結露はカビやダニ発生の原因になる他、建物の構造材腐朽の原因にもなってしまいます。エフ・ベースでは夏冬の過酷な状況下を想定した結露計算を行うことで、壁・屋根の中などの見えない部分を結露させないことを目指しています。

シロアリ対策

シロアリ対策として、基礎は繋ぎ目が無くシロアリが床下に入ってこれない「一発打ち」が標準です。
更に床下コンクリート内には炭を主材料にした安全なシロアリ対策の防蟻・防腐剤を塗っています。
また基礎の上1mの土台や柱にはシロアリ対策に抜群の効果がある「ホウ酸」を塗布しています。

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素材について

家づくりに使う素材は、品質はもちろんのことですが、「メンテナンスのことまで考えたコスト」や「いつまでも手に入りやすい」ことを総合的に検討して決めています。
例えば、家の外壁材に木を使うと当初のコストは高くつきますが、その後のメンテナンスのことまで考えると結局は一番安くなることをご存知ですか?詳しくは下記リンク先でもご覧ください。

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メンテンナンスの会

エフ・ベースでは長く安心して暮らしていただくために、アフターメンテナンスの充実を目的に、2010年6月より住まいの「メンテナンスの会」を発足いたしました。

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住まいの性能 プラスアルファ

パッシブデザイン

「パッシブデザイン」を大切にすること

日本人は昔から、四季の移り変わりに情緒を感じ、自然とともにある暮らしを大切にしており、住まいにも、その土地の風土と一体になった美しい形態がありました。
そうした、自然のエネルギーを活用し、自然との調和を目指す手法を「パッシブデザイン」と呼びます
「パッシブデザイン」を採り入れた住まいは、画一的につくられた、ただ性能が良いだけの住まい(室内の温度が安定してはいるが、自然とのつながりが感じられない家)と比べて、はるかに心地よい「本当の豊かさ」を暮らしにもたらしてくれます。

パッシブデザインを採り入れた家には五感に訴える心地よさがある

住環境は、時間をかけて整えるもの

4年の時を経て、豊かな植栽のお庭に

「パッシブデザイン」を実現していくうえで、植栽を上手に配置することは大切なことです。
たとえば暑い時期に木陰をつくって欲しい場所に落葉樹を植えると、春夏には生い茂った葉が太陽の光を遮ってここちよい木陰をつくってくれて、秋冬には落葉し、暖かい太陽の光を室内に取り込んでくれます。
こうした住まいづくりは、将来を予測しながら庭の適切な場所にふさわしい木々を配置し、それらが大きく育つのを待つことで完成に向かっていくものです。
何でも便利になった世の中ですが、本当にここちよい住まいづくりは、時間をかけて育てていくものでもあります。

コンピューターシミュレーションで
実現するパッシブハウス

パッシブデザインは自然の力を大切に利用する手法ですから、特に太陽光をどう活かすかが大切です。
そこでエフ・ベースでは、年間を通じた太陽が動きや日射をシミュレーションできるソフトを使って設計段階で利用しています。
このソフトは、隣が空き地だけど将来建物が建ったら日当たりはどうなのか、とか年間の電気代はどれくらいになりそうかとか、そんなことまでシミュレーションできる優れもの。
人間の経験や勘だけに頼らない、確実な予測をもとにしたパッシブデザインが実現できます。

日当たりのシミュレーションの例

街並みをつくる

スペイン、コスタ・デル・ソルの統一感のある街並み

エフ・ベースの家づくりは「街並みをつくる」という意識を大切にしています
庭に植栽を植えることは、住む人が楽しむためだけでなく、美しい街並みをつくることに貢献します。
また、建物のデザインも、過度に主張し過ぎない、元からそこにあったかのような自然なものが良いと考えています。
屋根の形も、「片流れ屋根」は隣の家の日当たりを悪くする場合があるので、私たちはベーシックな「切妻屋根」を標準としています

「住まいの性能」その他の読み物

代表・丸山が語る「家の性能」|有限会社エフ・ベース
全館空調システム|エフ・ベース
木造ドミノ工法|有限会社エフ・ベース
メンテナンス保証システム|有限会社エフ・ベース
掛川市で注文住宅の木の家ならエフ・ベース
有限会社 エフ・ベース