「掛川の街を元気にしたい!」・・・・この目標をエフ・ベースとともに目指す地域の “仲間たち” を紹介させていただく「掛川の街を盛り上げる人たち」。
「第9回目は、エプロン販売とキッチンカーでのコーヒーの出店で人気を集める「COЯEM(コレム)」代表の佐野美千代さんにお話を伺いました。”




——— エプロンの製作・販売の仕事を始めたきっかけは?
エプロン作りを始めたのは20 年ほど前に子育ての合間に自分用にエプロンを作ったところ、友人がそれ欲しい!と言ってくれたのがきっかけです。だんだん委託販売やフリーマーケットに出店するようになり、その後、自宅の一角に雑貨店「COЯEM(コレム)」をオープンしました。
現在はお店は閉めてコーヒーを中心にした移動販売のスタイルで活動しているので、エプロンは委託販売やイベントでの販売が中心です。
——— COЯEMさんのエプロンの特徴を教えてください。
エプロンは、「シンプルで着心地よく、普段使いしやすい」ことを大切にしています。形は胸当てあり/なしの2種類で、均一なシワ加工がされた綿生地なので、乾かしたらアイロン無しでそのままきれいに着られるのが特徴です。
カラーバリエーションは19 種類あります。年2回「COЯEM 展」というイベントをやっているんですが、そのイベントの時だけ、限定でデザイン違いや素材違いのものも販売しています。
エプロンはありがたいことにたくさんの掛川周辺の地元の飲食店や雑貨店さんでも使っていただいています。


——— コーヒーの移動販売を始めたきっかけは?
自宅でお店を約10年続けた後、元々やりたかったコーヒーを本格的に学ぶため、袋井の「まめやかふぇ」や「2961(フクロイ)COFFEE」で2 年ほど働きながらコーヒーについて学ばせていただきました。
その後、お店を構えることも考えたんですが、家族との時間も大切にしたいので週末の家族イベントの時などでもお休みしやすいキッチンカーの方がより自分らしく働けると思って移動販売というやり方を選択しました。
おかげさまで以前からの知り合いから声をかけていただいたり、SNS 経由で依頼をいただきながら自然に出店先を広げることができました。
キッチンカーをやってみて、自分で店先を決めて自由に動けるのがすごく良くて、もしまた何か新しいことを始めたくなってもすぐに次の形態に移りやすいですし、型にとらわれず動ける働き方が自分の性格に合ってるなと思います。


——— 最後に掛川への想いを教えてください。
生まれは愛知県なんですが2000 年から掛川で、もう生まれた街より掛川の方が長く暮らしていますね。
いい人ばかりですし、新幹線も停まるし、ほどよく田舎で山も海も楽しめて子育てもしやすかったです。いま、掛川市文化財団からの依頼で、掛川市二の丸美術館で年3回開催しているマルシェイベント「カケガワミュージアムマーケット」の企画を担当させていただいているんですが、この掛川の良さを市内外の人に知っていただくきっかけになったら嬉しいです!
COЯEM(コレム)
instagram: https://www.instagram.com/corem_506/
※エフ・ベースのモデルハウスTRUNKで年2 回開催してきた「COЯEM展」は新しいリノベーションモデルハウスU10(ユーテン)にて引き続き開催していきます!



