見学会「小さな家の、大きな暮らし。」の会場に行ってきました!
今週末に開催される見学会「小さな家の、大きな暮らし。」の会場に行ってきました。
着いてまず目を引くのが外観。
最近はサイディングやガルバリウムなどの素材が主流となっていますが、この物件は杉板の縦張りで仕上げてあります。
(ちなみにエフ・ベースでは1〜2割のお客様が板張りを希望されて、皆さん縦張りか横張りかで迷われます。)
天然素材だからメンテナンスが大変そうと思われがちですが、最初に塗装をしっかりと施しておきさえすれば、結構長持ちします。
ちなみに今回使用した塗料は、ウッドロングエコという、ハーブ、樹皮、鉱物などを原料とした、北欧に昔から伝わる製法でつくられた環境に優しい自然塗料。
水に混ぜて塗るだけで、1日も経たないうちに色の変化が始まり、時間が経つとともに目に優しい銀鼠色(ぎんねずいろ=昔の木造校舎の色ですね)に変色していきます。
ちなみにこの写真は塗装してから3カ月程経過しています。
続いて家の中を拝見。
住宅地の中ですが、窓の配置をよく考えてあるので、隣の家の存在を感じることなく家族でゆっくりと過ごせそう!
キッチンから見える借景も美しく、部屋がとても広く感じられました。
下の写真の扉の素材をご存知でしょうか?
「ラワンベニヤ」という通常は下地材として使用する安価な素材で、あまり見かけることは無いかと思いますが、使い方次第でとても優雅な雰囲気を醸し出してくれるため、「名作」といわれる住宅でも使われています。
このようなチャレンジが随所に伺えるのも今回の見学会の見どころです。
続いて2階に上がってみると・・・・
なんとこの家の施主の設計・片川が壁を塗っていました!
話を聞くと、1階・2階ともに壁はプロの左官屋さんと2人で仕上げたそうです。
参りました。脱帽ですね。
そしてこちらは娘さんのアート作品。
プランや構造に関してはプロの私達の仕事と心得ていますが、内装の仕上げについては、この家のように、「自分でやってみたい!」というお客様もエフ・ベースでは、大歓迎です。
自分でやる事でコスト削減にもなりますし、プロの職人さんに指導を受けながら作業できる、またとない機会になると思います。
技術を習得する事で、これから始まる新しい暮らしでのDIYにも、きっと役立つはず!
ぜひ、今週末の見学会場で、そんなエフ・ベースの家づくりを体感してみてください。