悠々自適を楽しむ終の住処
大手ハウスメーカーで建てた家に30年近く住んだ頃、仏間をつくるリフォームを検討しだしたという出口さんご夫婦。
しかし鉄骨構造だったため自由がきかず、「子供たちも巣立ったことだし、終の住処に建て替えようか」ということになり、エフ・ベースで建て替えた家に暮らして6年目になる。
建て替えて良かったことは、南側に隣の家が迫っているが1階のリビングに採光を確保できたこと、そして気密・断熱をしっかりしたうえで床下エアコンを採用したため、暑さ・寒さで悩まされることが無くなったことだそう。
そして「万が一娘が家に戻ってきても大丈夫なように」と1階につくった個室は、現在、たまたま単身赴任になった息子さんが使っているそうで、これも大変良かったそうだ。
また、出口さんご夫婦は、ご主人は器や絵画の収集、奥様はタップダンスと「お互い、自分の世界を持っている」ので、敢えてそれぞれの部屋は離れた位置してなるべく干渉せず、リビングで集まるという間取りにしていると、ご主人がユーモラスに教えてくれた。
お仕事を退職された現在は同じ大型店でパートのお仕事をされているというご夫婦。お二人の素敵な笑顔から、仕事で適度に身体を動かしながら、悠々自適な暮らしを楽しむ穏やかな日々が伝わってきました。
Date:
2021年12月11日