進化!
昨日、広沢の家(木造ドミノ工法)の基礎完成検査を行ってきました。
通常のベタ基礎より、見た目はシンプルですが、地中部分は、鉄骨建築ばりのごつい地中梁が通っています。
(少々、過剰設計かもしれません)
社内的な自主検査ですが、後工程にも重大な部分ですので、全現場必ず行っています。
検査内容は、
・住棟配置
・BMからの高さ(GL確認)
・基礎天端 水平レベル
・アンカーボルト本数・位置・出寸法
・基礎の出来型寸法
・基礎対角長さ
・ジャンカ、クラック等の異常がないか目視確認
などを行います。
今回は、2棟分ですので、時間がかなり掛かりました。
結果は、1棟の基礎天端の水平レベルが基準値より1mm高くできている箇所が2ヶ所ありましたので、その部分を修正します。(表面を削り基準値に収めます)
現在の木造の建物は、基礎のレベルがそのまま建物の精度に直結します。
少し前に多かった在来工法では、建物を建ててから後で、水平を測りながら床を貼りました。
しかし今日では、床下地(厚板の合板)を上棟時に貼りこむカタチがほとんどです。
剛床(ゴウショウとかゴウユカ)と呼ばれますが、水平剛性が優れているので、建物の耐震性が上がるのです。
要は、地震に強い建物になるのですが、床の水平の調整ができません。
それを決めるのが、基礎の天端のレベルになります。
ですから、この段階でのチェックや調整が、大変重要になるのです。
基礎屋さんも繊細な仕事が求められるのです。
さらには、今回の基礎は一体打ちです。
何かと申しますと、通常は、土間部分と立上り部分は分けて2回で基礎を打ち上げます。
要は、1回目と2回目の打継ぎ(ジョイント)部分ができてしまう工法が従来です。
その隙間から白蟻が床下に入る可能性ができてしまいますが、それを嫌って今回は継ぎ目がないように打ち込みました。
基礎屋さんには、いい仕事をして頂きました。
ありがとうございます。
写真には、基礎まわりに黒いシートがみえますよね。
これは・・・・・ 長くなってきたので続きは次回。
2009年5月30日 15:44